2月13日連合三重伊賀地域協議会の2025春季生活闘争学習会を、連合三重廣瀬副事務局長を迎え、21名の参加で開催しました。
開会にあたり、阪本伊賀地協副議長より、「2024春闘は高水準の賃上げになったが、物価上昇に追いついていない。最近では野菜・米・ガソリン価格の高騰が、私たちの生活にも多大な影響を与えている。また、昨年は中小労組の頑張りが評価されたが、大手と中小の格差は更に大きくなっている。今日の学習会を交渉に活かしてほしい」と挨拶がありました。
廣瀬副事務局長からは、「私たちを取り巻く環境として、物価に対して賃上げが追いついていない。企業の内部留保は上昇を続けているが、労働分配率は低下している。中小企業の賃上げには適正な価格転嫁が必要です。ぜひ労使で取り組んで欲しい」など、様々な角度からご説明いただき、その後連合の方針を説明されました。
学習会後の質疑応答では、参加者の方より、「連合の目指す賃金水準は所定内賃金だが、所定内賃金は各企業で含まれる内容が違うので、基本給で比較する方が判りやすい」や、「リーマンショック後労働分配率が下がっているが、労働分配率はどれぐらいが適当か」といった、意見や質問がありました。
閉会にあたっては、木原伊賀地協事務局次長より、「物価が高騰するなか、ぜひとも物価上昇を上回る実質賃金の獲得を目指し、ご奮闘いただきたい」との挨拶があり、学習会は閉会しました。
最後に、参加者のみなさまに「連合愛のカンパ」へのご協力をいただきました。本当にありがとうございました。