企業にとって、働く人にとって先の見えにくい時代にさしかかっています。
こうした厳しい社会情勢の中、さらなる企業の発展と成長をめざすためには、健全な労使関係を構築させることが大切です。
働く者にとって雇用や労働条件、安心できる生活は、企業の成長や発展がなければ実現しません。企業経営者の皆さまにも自社の業績アッ プが一番だと思います。
生産性をあげることはパートナーとして共通のテーマです。そのためには労使協調を築きあげ、労使一丸となることが早道です。
コミュニケーションを通じて「チームワーク」の強化や仕事に対する誇りや喜びなど「働きがい」を引出して、難しい経営課題をみんなで話し合い、解決していく。これが成功の秘訣です。
重要なことは、多くの従業員が企業内コミュニケーションに参加すること。言い換えれば、企業経営者の皆さまと従業員がおたがいに意思の疎通を大切にする健全な労使関係が企業内にあるということです。
人材の確保と育成はどの企業にとっても重要な課題です。日本経団連の経営労働政策委員会報告(2011年版)によると「約7割の中小企業が、若手を指導・育成できる人材が不足と感じており、体系だった教育訓練が出来ていない」とし、「規模が小さい企業では人材の定着度合いが低く、大きな経営課題だ」と指摘しています。
企業を取り巻く厳しい経済状況や経営環境が続いています。様々な経営課題に労使でスクラムを組んで立ち向かいましょう。労働組合は企業経営を支える良きパートナーです。「信頼」をベースにした健全な労使関係こそ、企業の発展と成長だと考えます。
労働組合をつくると…
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