伊賀地協は、11月10日に伊賀では西口議長代理の他に地協役員2名と山下伊賀市議会議員が、名張では議長代理他2名の役員が、伊賀・名張両市長に対し「2023政策・制度要求と提言」を提出し、要請活動を実施しました。「誰一人取り残されることない社会」の実現に向けて政策・制度14項目について要求と提言を行いました。中でも①男女共同参画への取り組み、②性の多様性への理解、③防災・減災機能の強化、④介護者の家族等への支援、を重点として説明しました。提言に対して伊賀市長は、「重要な課題だと認識している。伊賀地協と課題を共有させていただき、実現していきたい。」と述べられました。また、名張市長からは、「20年間働く皆さんと関わってきた、その間の思いを忘れずに取り組んでいる。厳しい財政の中で実現できていないものもあり申し訳ない。要求に対しては、出来るもの・出来ないものがあるが、少しでも前向きに取りたい。」と述べられ、名張市の課題についても詳細に話されました。
　両市長ともに要求の趣旨を理解していただき、働く者の立場で、働きやすい環境づくり・住みやすい社会づくりへ前向きな話をしていただきました。地協としてもこの活動を継続し、成果の確認と新たな課題解決に取り組んで行きます。