伊勢志摩地域協議会 2016/03/04
見て聞いて感じる造船資料展示会 ~地域の歴史を伝えるために~

 「伊勢の造船資料を継承する会」主催(伊勢志摩地協協賛)の造船資料展示会が、2月21日(日)伊勢市労働福祉会館で開催されました。 

 伊勢市大湊は古くから造船の盛んな町でした。

 かつては、この地のたくさんの造船会社が、日本の造船を支えてきましたが、わが国の造船業の縮小とともに、造船に関わる会社も減っていきました。

 『市川造船建造の初期木造漁業指導船』についての講演では、1900年ころの市川造船所は先進的な造船技術を持ち、高い評価を受けていたことが、建造された船の〈線図〉や〈帆装図〉などとともに紹介されました。
 会場には、貴重な資料が展示され、地元の産業の歴史とそれを支えた人々の力を感じることができました。
なお、「伊勢の造船資料を継承する会」は、労働組合が中心となって活動しており、2012年、2013年には連合・愛のカンパ地域助成の対象にもなりました。

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