4月19日(土)第96回伊賀地区メーデー(伊賀地区メーデー実行委員会:連合三重伊賀地域協議会・伊賀地区労働者福祉協議会・名賀地区労働者福祉協議会)を名張adsホールで開催しました。
今年のスローガンは、「次代につなぐ 平和の願い!みんなでつくろう 支え合う安心社会と確かな未来(あした)を!」です。組合員とご家族・ご来賓も含めて、約430名の方が参加されました。
名張での開催は、2005年に当時の名賀地協と伊賀地協が合併し、現在の伊賀地協となってから初めてとなります。
増田実行委員長(伊賀地協議長)の挨拶に続き、連合三重の「伊藤由幸副事務局長」・三重県労働者福祉協議会「伊藤公則副理事長(三重県住宅生協理事長)」・北川名張市長・荊原県議・北山伊賀市議からご挨拶をいただきました。また、稲森伊賀市長・山下伊賀市議・下野衆議院議員代理出席の福原秘書にもご臨席いただきました。
式典は、メーデースローガンの確認・メーデー宣言の採択と進み、最後はガンバロー三唱で、終了しました。
式典に引き続き、お楽しみ抽選会が行われました。抽選が行われるたびに、会場からは歓声とため息が入り混じりました。当選された皆さん、おめでとうございます。
来年も労働者の祭典にふさわしい企画をしていきたいと思います。
【増田実行委員長 挨拶要旨】
2025春季生活闘争も昨年の流れを引き継ぎ、高い水準での賃上げが獲得がされました。しかし、生活必需品の値上げは止まらず、家計の大きな負担になっており、政府の対応の遅さが問題視されています。また、高水準の賃上げは獲得できたものの、大手・中小の格差は広がっており、中小の賃上げには、製品の価格転嫁ができる社会の構造変化に引き続き取り組んでいかなければなりません。
トランプ大統領の関税政策は、あらゆる分野への影響が考えられ、日本経済悪化の懸念が大きくなっています。政府の景気対策のかじ取り・外交など、政府の手腕が問われるところだと思います。
国政では、先の衆議院議員選挙で立憲民主党、国民民主党が躍進し、今までの政府与党の政策に楔(くさび)を打てたことは、私たち連合が目指す政策実現のため、少し前進したのではないかと思います。
「誰一人取り残さない社会の実現」に向け、連合三重・伊賀労福協・名賀労福協に集う仲間の連携を強化していきたいと思います。
共に頑張りましょう!