三泗地協では、課題別に5つの部会(国際平和・エネルギー・環境ボランティア・化学・ジェンダー平等)と青年部Wa!会、女性部サルビア会を設置しています。それぞれが、政策制度の実現に向けた情報交換や組織強化につなげています。
〇5月18日(土)青年部Wa!会研修
京都市にある「立命館大学国際平和ミュージアム」では、世界が戦争に突き進む19世紀から21世紀の現在まで人のいのちや暮らしを脅かしてきた事実を見ることで、「平和」とは何かを、“みてかんじてかんがえ”、今私たちは何ができるのか、自分たち市民こそが平和をつくる主体であると実感したところです。また、地域文化に触れるとして京都伏見地区の酒蔵の歴史を学び実情を見てきました。16名の参加でしたが、車内では参加単組の活動報告及び福祉事業団体紹介を行い情報交換しました。
〇6月2日(日)化学部会研修
神戸市にある「阪神淡路大震災記念 人と防災未来センター」を訪問しました。三泗地域は多くの石油化学企業が活動しており、地協・労組としても防災の視点は重要な取り組みです。当時の体験談を聞き、館内での映像や資料では、被害のすさまじさや深刻さを目の当たりにしました。阪神淡路大震災の経験と教訓を学ぶとともに、養老―桑名―四日市活断層が活動度の高い(A級)断層帯であること、今後30年以内で発生の可能性が高い「南海トラフ巨大地震」に備えていくために、防災・減災の実現が求められています。