伊賀地域協議会 2024/11/20
連合の日 街宣行動(最低賃金)

 今年度の地域別最低賃金は、生活必需品の物価高騰などを背景に、各都道府県で大幅にアップし、三重県では昨年度の973円から50円引き上げられ、1,023円となりました。この最低賃金は10月1日から学生アルバイトやパートタイマーなど、原則三重県で働くすべての労働者に適用されます。また、地域別最低賃金は、特定(業種別)最低賃金にも影響します。
 連合三重は毎年10月5日の「連合の日」にあわせて、最低賃金の街宣行動を実施しています。伊賀地協は10月3日に、伊賀市・名張市で街宣行動を行いました。街宣では地協車に貼られた「最低賃金1,023円」のマグネットシートに目を向けられる方もおられました。
 最低賃金の引き上げは、未組織労働者の「賃金の底上げ」にもつながりますが、一方で中小企業の人件費負担増も課題になっています。今後継続的に最低賃金を引き上げるには、適正取引の推進やサプライチェーンにおける価格転嫁ができる仕組みづくりが必要です。

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