①7月19日~20日 国際平和を考える部会研修
〔ヒロシマにて平和の大切さを考える〕
1日目は、広島市内で今なお残る被爆建物や施設をめぐりました。ボランティアガイドさんから各所で説明を受け、当時の様子や被害の悲惨さを感じることができました。
※巡った被爆建物施設:路面電車・「被爆ポンプ」・猿猴橋・福屋八丁堀本店・旧帝国銀行広島支店・袋町小学校・頼山陽史跡・旧日本銀行広島支店・旧燃料会館・「原爆ドーム」
また、広島平和記念資料館では、一瞬にして14万人もの命が奪われた原子爆弾の凄まじさや亡くなられた方々の無念さを見て感じ学ぶことで、これからも世界へ向けて核兵器廃絶を発信し続けることが私たちの責任であると思いました。
2日目は、広島市対岸の江田島市にある海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)を訪問し説明を聞きました。当時「世界三大兵学校」と言われ、明治大正時代から残る豪華な歴史的建造物を内覧し、旧日本海軍の歴史等貴重な資料も多数展示されており、特に神風特攻隊員たちの遺書や遺品には、強く胸を打たれ、改めて平和の大切さを感じたところです。
②7月27日 環境・ボランティア部会研修
〔伊勢湾の海洋ごみ問題、地域防災を考える〕
バスの車内では、三重県議会議員で三泗地域フォーラム会長でもある田中智也さんから「伊勢湾の海洋ごみ問題」について講義がありました。その後、「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」を訪問し、ウミガメ水族館と隣接する防災タワーを見学しました。施設内の大きなプールで泳ぐウミガメについて、飼育員の方から話を伺いました。また、絶滅の危機に瀕したウミガメのくらしを考えることは、環境問題とわたしたちのくらしとのつながりを考えることになることを学びました。四日市でもウミガメ保存の清掃活動・勉強会が行われており、今後もウミガメを守るためにわたしたちが日常でできることを考えていきます。