9月25日、三重県勤労者福祉会館において、中小労働委員会委員と安全衛生専門家会議委員から13名の参加によって「労働安全衛生学習会」を開催しました。10月1日から7日まで令和元年度「全国労働衛生週間」が始まり、9月1日から30日までが準備期間となっていることを踏まえての学習会です。
講師には、シャープ株式会社三重事業所の産業医であります、酒井秀精さんを招き、「働く人の健康 ~病気になったら~」の演題で講演を受けました。
まず、産業医の要件をはじめ、労働衛生の3管理(健康管理、作業環境管理、作業管理)、病気の治療と仕事の両立など、従業員の健康管理について説明を受けました。また、実際に起こった事例について、具体的に紹介をしていただきました。
産業医は、常時50人以上の事業所ごとに1人以上の産業医の選任、常時3000人を超える事業所においては2人以上の産業医の選任が義務付けられていますが、中小企業においては費用的にも産業医を選任することは難しいのが現状です。
連合三重は、働きやすい環境づくりをめざし、引き続き、労働安全衛生にかかわる情報発信などを行い、「ゼロ災害」に向けて取り組みます。