9月17日、三重県医師会館において、三重県最低賃金審議会の本審委員と専門委員14名の参加を得て、最低賃金学習会を開催しました。
まず、高津副会長より「三重県の最低賃金の引き上げ額が過去最高の27円となった。これから特定最低賃金の審議が始まるが、昨年の上げ幅は4業種とも20円に届かなかった。全国で見ても東海地区の上げ幅は低い状況にある。昨年を上回る結果を出せるよう審議にのぞんでいきたい。」と挨拶されました。
学習会では、中央最低賃金審議会委員でUAゼンセン常任中央執行委員の永井幸子さんを講師に招き、ご講演いただきました。演題は「特定最低賃金の取り組み」で、中小企業が多い、女性従業員が多い、短時間労働者が多いという、UAゼンセンの特定最低賃金の取り組みなど、具体的な事例や課題などについて講演を受けました。
その後の意見交換では、審議に臨むにあたり、交渉についてアドバイスをいただくなど、活発な意見交換を行いました。
連合三重は、労働者が生活できる賃金水準の確保に向けて、継続的に行政や関係機関へ働きかけていきます。