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2017/05/29
「長時間労働是正フォーラム ~長時間労働撲滅でハッピーライフの実現を!~」を開催

パネルディスカッション

 5月27日、三重県総合文化センター内フレンテみえにおいて、連合三重組合員や行政、企業や経営者団体などから119名の参加を得て連合三重地域フォーラム「長時間労働是正フォーラム」を開催しました。
 主催者を代表して吉川会長から「毎年過労死やその疑いのある事案がここ3年で2,000件を超える。労使や単組で長時間労働の是正に向けた取り組みに着手する時期がきている。」と挨拶がありました。
 基調講演では、名古屋学院大学准教授の杉浦礼子氏から「持続可能な社会の在り方・働き方を考える」の演題で、働き方改革実行計画の内容、労働時間等に関する学生の意識調査結果、輸送業の人材不足や労働力実態調査などの具体的な事例をもとに講演を受けました。
 その後のパネルディスカッションでは、コーディネーターには杉浦礼子氏、パネリストには、経営者の立場で㈱安永管理本部長の長谷川恵一氏、社会福祉法人けやき福祉会施設長の磐城直次氏、労働者の立場で住友電装労働組合四日市支部執行委員長の伊藤善雄氏、行政の立場で三重労働局局長の林雅彦氏、労働団体の立場で連合本部事務局長の逢見直人氏を招き、それぞれの立場で、労働時間短縮に向けた取り組みと課題、今後の展望や期待することなどについて発言をいただきました。会場とのディスカッションではパネリストから参加者へ働き方改革の取り組みの有無、36協定の認知度、会社の福利厚生のあり方などの質問が投げかけられ、参加者にはうちわを使って二択で答えていただきました。
 最後にコーディネーターの杉浦礼子氏から、「長時間労働や有給休暇取得に取り組みむなど働き方を見直すことで、労働者にとっても会社にとってもメリットが生まれる。社会全体で働き方や人材不足、業務改善などをどうしていくのかを考えていただきたい。また、労使でアイデアを出し合いそのことを広く発信して取り組んでもらいたい。」とまとめて閉会しました。

長時間労働を是正しよう
名古屋学院大学准教授 杉浦礼子氏
㈱安永 管理本部長 長谷川恵一氏
けやき福祉会  施設長 磐城直次氏
住友電装労組四日市支部 執行委員長 伊藤善雄氏
三重労働局 局長 林雅彦氏
連合本部 事務局長 逢見直人氏
会場とのディスカッション
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