5月24日、三重県勤労者福祉会館において、連合三重執行委員会終了後に23名の参加を得て、連合本部総合労働局雇用対策局の吉住局長を招き『「働き方改革実行計画」に関する学習会を開催しました。
2016年9月27日に働き方改革実現会議がスタートし、2017年3月28日の第10回議において、同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善や長時間労働の是正、賃金引き上げと労働生産性の向上など9項目が掲げられた「働き方改革実行計画」が決定しました。
連合の全体的な評価は、「長時間労働の是正など連合が求める政策について社会的コンセンサスが形成されて実行計画として結実したことの意義は大きい。しかし、賃金引き上げや長時間労働の是正など課題は多くある。」と説明をいただきました。あわせて、「時間外労働の上限規制等に関する労使合意」についても説明いただきました。
また、「半数近い企業で36協定が締結されていない」、「36協定を締結していない使用者の3割強が存在を知らない」など、労使で労働時間の管理がされていないなどの事例を知り、労働組合の大切さを改めて感じました。
連合三重は、誰もが安心して働き続き暮らすことができる社会の実現をめざし36協定の締結をはじめ、長時間労働の是正など、実効ある法整備への機運を高めるために街宣行動などを通じ、引き続き県民へのアピール行動に取り組みます。