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2017/04/03
政策・制度検討委員会、視察会を行う。

3月30日、政策・制度検討委員17名は、連合三重の政策制度要求と提言で掲げた政策課題のうち、「障がい者が差別されることなく地域で生活する権利を保障したインクルーシブな社会(共生社会)を実現する」について介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~の視察や、関係者との意見交換会を行いました。センター名でもある「シンシアの丘」名は、介助犬の存在を全国に広め、身体障害者補助犬法制定のきっかけとなった介助犬シンシアより、名づけられました。またこの施設は、平成21年に日本初の「介助犬総合訓練センター」として開所し、介助犬の育成・普及活動を行い、より多く障がい者の方が自立し社会参加できるよう人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざした取り組みを進めています。日本で約15000人が介助犬を必要としている現実があるなか、認定を受けた介助犬の数は、わずか73頭であり、介助犬の育成・普及の課題や、また介助犬での歴史は浅いことから、多くの人に認知をされていないのが現状です。今後は、インクルーシブな社会を築く活動のひとつとして、介助犬のことを理解していただける啓発を進めていきます。
 

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