9月8日、津都ホテルで第54回三重労使会議を開催し、連合三重から16名、三重県経営者協会から15名が出席しました。
冒頭、連合三重「2016政策・制度」の要請書を三重県経営者協会に対して提出し、連合三重の政策・制度について説明を行いました。
まず、法所会長代理より「雇用の確保と景気回復などを掲げた連合三重政策を策定したのでご理解いただきたい。また、女性の活躍促進やワーク・ライフ・バランスの促進、過労死防止対策、障がい者雇用の促進など、労使で進めていきたい。」と挨拶されました。三重県経営者協会の岡本会長からは、「伊勢志摩サミットは歴史に残るようなものにしていきたい。また、景気回復をめざして経済の安定や賃金のあるべき姿についても労使で考えていきたい。」などとご挨拶されました。
その後、今年度の取り組みとして障がい者雇用事業所の視察や、過労死防止対策やストレスチェック制度を盛り込んだ「ワーク・ライフ・バランス社会の実現に向けた労働時間管理の適正化と不払い残業の根絶並びに過労死防止対策等の推進宣言」を確認しました。
続いて、三重労働局労働基準監督部の粟村部長を招いて「過労死防止の対策の推進とストレスチェックの取り組みについて」の演題で労使セミナーを開催し、今年の7月24日に閣議決定された「過労死等の防止のための対策に関する大綱」について、三重県の状況もふまえながら説明を受けました。
次回は、2月に2016春季生活闘争をテーマにして開催予定です。