連合三重は4月12日、三重県勤労者福祉会館において構成組織・地協から96名の参加者を得て「2014春季生活闘争情勢報告会」と「労働者保護ルールの改悪反対集会」を開催しました。
最初に「2014春季生活闘争情勢報告会」では、要求・妥結状況について連合三重集計結果(4月12日現在)の内容を発表しました。また中小地場組合報告としてゴム連合クレハエラストマー労働組合の伊藤執行委員長から要求の組み立てから妥結に至るまでの取り組み紹介、引き続き構成組織報告としてJAM東海の井上副書記長からJAM東海へ加盟する組合の交渉状況について紹介を頂きました。
その後には「成長戦略」の名の下に政権が「解雇の金銭解決制度」や「ホワイトカラー・イグゼンプション」の導入、解雇しやすい正社員を増やす懸念のある「限定正社員」の普及、労働者保護の後退を招くおそれのある労働者派遣法の見直しなどといった、労働者を保護するルールの後退が懸念される議論を労働者側の意見を聞かずに進めていることを受け、その労働者保護ルール改悪への対応について連合本部の新谷総合労働局長から講演を頂きました。
連合三重として引き続き、労働者保護ルールについては改悪阻止に向けて、県民へ訴えかける取り組みを強化していきます。