連合三重女性青年委員会は5月11日～12日にかけて宮城県で「リーダー研修会」を開催しました。本研修会は連合宮城の多大な協力を頂き開催いたしました。

１日目到着後には大地震・津波によって被災した亘理郡山元町・荒浜地区、名取市閖上(ゆりあげ)地区、仙台市宮城野区岡田地区（市交通局営業所）、仙台港を視察しました。バスでの移動中は連合宮城の役員の方々から各地の被災状況と当時の映像を折り合わせて説明を頂きました。また訪問先に降り立ちましたが参加者は言葉を失い、見渡す限り基礎しか残されていない住居跡や破壊された小学校、電車路線と駅跡、またがれきの山々と手を付けられない荒れ地の状況を目の当たりにしました。

夕刻には連合宮城の活動内容や県内の状況について報告を頂き、その後、青年委員会・女性委員会との意見交換会を行いました。

連合宮城では被災当初からすぐに活動を展開されており、連合ボランティアの取り組みなどの説明を頂きました、また被災地のがれきの処理について仮設の処理場を作って取り組んでいますが自治体ごとに差が出てきていること、その処理に何十年もかかる状況など現状の課題について認識を深めることができました。

2日目には石巻市の日和山公園から市内を展望した後、市内数か所に立ち寄りました。

三重県ではがれきの受け入れについて議論が深まりつつありますが、三重の地から、連合三重として今後できることを模索して取り組みを進めていきたいと思います。