6月20日、中小労働委員会委員と三重労働局安全衛生労使専門家委員の13人による視察学習会を開催しました。
今回はトヨタ自動車㈱を訪問し、元町工場にある安全道場を視察しました。安全道場の研修は、現場で作業に入る前に全員が必ず受講し、その後も5年ごとに受講するという徹底した労働安全衛生の取り組みの説明を受けました。受講者には「考える・学ぶ・感じる」ことを重視し、「本気でやる、一生懸命やる、できるまでやる」ことをスローガンに掲げて、任せられる人材育成の取り組みを聞きました。また、フォークリフトによる安全確認や重量物の取扱いなどを体験し、実際の災害の体感を行いながら学習しました。その後、トヨタ自動車労働組合との意見交換を行い、労使で情報共有しながらゼロ災害の取り組みなどについて、説明を受けました。
午後からは、トヨタ産業技術記念館の視察を行い、展示物やパネルを見ながらトヨタの歴史などについて学びました。
連合三重は、今後も学習会や視察会などを通じ、働きやすい職場づくりをめざして労働安全衛生に取り組んでいきます。