連合は、5月27日に47の地方連合会と同時刻に「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現 5.27中央総行動・全国統一集会」を実施しました。
今、労働者派遣法の改正をはじめ、“労働者保護ルールの改悪”に向けた政府等の動きが本格化しています。6月に予定している政府の成長戦略の取りまとめに向けては、「解雇の金銭解決」や、いわゆる「ホワイトカラー・イグゼンプション」の導入なども検討されており、これら雇用・労働政策については、ILOの三者構成原則に基づき、労働者、使用者、公益の構成をもって議論されるべきにもかかわらず、政府は労働者の代表がいないところで検討を進め、まさに強引に推し進めようとしています。
今回の集会では、初めての試みとして、中央会場の日比谷野外音楽堂を47の地方連合会が同時開催している集会会場とインターネット中継で繋ぎ、全国統一行動として実施しました。
連合三重では集会会場の三重県総合文化センターにおいて構成組織・地協から300人の参加者を得て「労働者保護ルール改悪阻止!5.27全国統一集会」を開催し、中央集会の中継に呼応して、全国の働く仲間とともに、「法改正、断固阻止」の声をあげ、力強く意志の結集をはかりました。
連合三重として引き続き、労働者保護ルールについては改悪阻止に向けて、県民へ訴えかける取り組みを強化していきます。