2022平和行動in広島および平和行動in長崎に参加
~語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう~
1.広島集会
連合は、8月5日から世界で初めて原爆が投下された日である6日にかけて、3年ぶりに現地・広島県において「2022平和行動in広島」が開催され、連合三重から7名が参加しました。
主催者代表挨拶として芳野友子・連合会長から「世界が、核兵器の廃絶、そして平和への道を歩み続けるためにも、現在開催されているNPT再検討会議において、核兵器保有国と非保有国が真摯に向き合い、対話を進めることが必要不可欠です。そして、世界で唯一の被爆国である日本は、核兵器保有国と非保有国の「橋渡し役」を自認するのであれば、この会議の中で、核兵器の非人道性を改めて明示し、核兵器廃絶の実現に向けて議論をリードすべきです。こうした営みは、被爆体験という過去から、核兵器のない未来へとつなぐ、新たな「橋渡し役」としての貢献にもつながるものと思います。今、世界が、平和への歩みを、続けることができるか否かを問われています。私たち一人ひとりが、改めて戦争の実相を学んだ上で、本日ご参加の平和団体や志を同じくする皆様とともに、国際的な運動をけん引していかなければなりません。私たち連合は、「平和首長会議」やITUCとも連帯・連携し、国内外の世論喚起に向けて、活動を一層強化してまいります。」と述べ、改めて核兵器廃絶、そして世界の恒久平和の実現に向け、取り組みを進めていく決意を示しました。
平和ヒロシマ集会の様子は、下記より、ぜひご覧ください
<平和ヒロシマ集会 視聴URL>
https://www.youtube.com/watch?v=ZiMJWO0XRMI
【被爆路面電車乗車学習会へ参加】
原爆の被害を直に受けた「歴史の生き証人」という大きな使命を背負い、現在もなお営業用車輛として使用されている2輌の被爆路面電車に乗車し、連合広島の青年委員会がガイドとして沿線の被爆建物や遺構を巡る「被爆路面電車乗車学習会」を実施され、連合三重から7名が参加しました。
2.長崎集会
連合は、8月8日そして長崎に原爆が投下された8月9日にかけて、「2022平和行動in長崎」を開催され、連合三重から5名が参加しました。
主催者挨拶として清水秀行・連合事務局長は「私たち連合は、結成以来、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現に向けて、取り組みを重ねてきました。今なお続く、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対しては、連合として厳しく非難するとともに、即時の作戦中止・撤退と核兵器反対・恒久平和を強く求めていることを、先ずは申し上げておきたいと思います。核兵器の廃絶について、まさに今、NPT再検討会議が開催されており、8月1日に岸田首相が、日本の首相として初めて会議に出席し、NPT体制の維持・強化に向けて各国に建設的な対応を呼びかけました。日本は、核兵器保有国と非保有国の「橋渡し役」を自認するのであれば、岸田首相の計画を早期に実行し、核兵器禁止条約の批准と、NPT再検討会議の議論をリードすることを両輪として、核兵器廃絶に向けた取り組みを進めるべきです。今、世界が、平和への歩みを、続けることができるか否かを問われています。私たち一人ひとりが、改めて戦争の実相を学んだ上で、本日ご参加の平和団体や志を同じくする皆様とともに、国際的な運動をけん引していかなければなりません。」と述べました。
平和ナガサキ集会の様子は、下記よりご覧ください
<平和ナガサキ集会 視聴URL>
https://youtu.be/I-Jd4dX6gOM
【ピースウォークへ参加】
連合長崎の青年委員会・女性委員会メンバーが「ピースガイド」として案内役を務め、原爆落下中心地公園・平和公園内の原爆慰霊碑や記念碑を巡る「ピースウォーク」を実施し、全国から310名が参加(連合三重から5名)し、慰霊碑や記念碑の由来、長崎の歴史について理解を深めました。