連合三重は、4月29日、「第92回三重県中央メーデー」をオンライン(YouTubeライブ)で開催し、労働者の地位向上やコロナ禍での団結を呼びかけました。
当初は参加者を大幅に減らした上で会場参加とオンラインでの視聴参加のハイブリッド形式による開催を予定してましたが、三重県が新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請したことなどを受け、急きょ、1500名がすべてオンラインによる参加の開催となりました。
主催者を代表して、吉川会長は、今春闘について「新型コロナウイルスの影響で、雇用環境が厳しさを増している。何としても職を失うことのないよう交渉しなければいけない。」また、「長時間労働や同一労働同一賃金など、山積する課題に対し労使一体となって労働条件改善に取り組んで欲しい。」と訴えました。
集会の最後に感染拡大による生活や雇用への影響を念頭に「すべての働く仲間の奮闘を称え、感謝の気持ちを表そう」とするメーデー宣言を確認し、組合員の団結の意思を示しました。
第2部では、働く人への応援企画とし、女性青年委員会からの応援ビデオメッセージ、FM三重の公開録音、お楽しみ抽選会の企画など、オンラインを通しても参加できる企画を実施した初のオンラインメーデーとなりました。