7月12日、四日市市のじばさん三重で273名の参加を得て、連合三重・連合三重官公部門連絡会主催の「公契約条例の制定に向けたシンポジウム」を開催しました。
まず、「多摩市公契約条例の制定過程とその特徴」の演題で、多摩市職員組合副委員長の鴨志田 修氏に多摩市における公契約条例ができるまでの経緯や内容、今後の課題などについて講演をいただきました。
その後、「公契約条例制定に向けた課題と取り組み」のテーマでパネルディスカッションを行いました。四日市大学准教授の小林慶太郎氏をコーディネーターに、パネラーには連合三重副会長の荒川透氏、多摩市職員組合副委員長の鴨志田修氏、三重建労副委員長の太刀川登氏、四日市市議会議員の中森愼二氏の4名が、それぞれの立場から意見交換を行いました。
パネラーに立った荒川副会長は、「連合三重では政策・制度要求と提言」に掲げて新政みえとの懇談や推薦首長への要請を行いながら取り組んでいる。この課題は労働者の賃金の底上げだけではなく、三重県内のものづくりや産業の発展にもつながってくる。皆さんの理解を得ながら政策・制度に位置づけて早期制定に向けて取り組んでいきたい。」と今後の決意を述べるとともに、参加者に理解を求めてきました。
引き続き連合三重として、組合員に対して理解を求めるとともに、首長要請や推薦議員との懇談を進めながら、三重県内で公契約条例が制定されるよう粘り強い取り組みを進めていきます。