5月30日、国民運動検討委員会で「立命館大学国際平和ミュージアム」を訪問し、視察学習会を開催しました。
まずは施設内を見学して戦争の歴史をたどり、パネルや写真、展示物を見て回りました。
平和講話では、国際平和ミュージアム所属の村尾 孝さんより「萱草の花野の果てに」の演題で、農大生だった80年前に開拓実習で満州にわたり、終戦前の8月9日にソ連(ロシア)軍の侵攻により満蒙開拓団と一緒に逃げて、ようやく日本の地を踏むことができたと、辛い体験談を聞かせていただきました。
その後、ベトナム戦争終結から50年を迎えた「ベトナム戦争の傷痕」写真展を見学し、壮絶な傷跡に衝撃を受けました。
今年は戦後80年の節目の年です。当時の話を聞いて平和の大切さや尊さについて学ぶ機会となりました。