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国民運動

メーデー

5月1日のメーデー(May Day)は、低賃金と長時間労働に苦しめられていた米国の労働者がゼネラルストライキ(全国的な規模で行われる労働紛争)を行ったのが1886年5月1日。この動きが世界の労働組合に広まり、1890年5月1日に第1回国際メーデーが多くの国で開催されました。これが今に続く「労働者の祭典」としてメーデーの起源となりました。

日本では1920年5月2日に第1回メーデーが東京上野公園で開かれ、戦後、日本の労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、人権・労働基本権の確立、恒久平和の希求などに貢献し、その役割を果たしてきました。現在のメーデーは、当時の米国の労働者が労働条件の改善を訴えたその想いを受け継ぎつつ、働く仲間とお互いを労いたたえ合いながら、家族や地域の皆さんにも参加して楽しんでもらえるイベントして世界各地で開催しています。

連合三重の、働く仲間の祭典「三重県中央メーデー」では、毎年、約2,000名が集い、式典やお楽しみ抽選会をはじめ、デモ行進、さまざまブースを出展し、家族で参加できるイベントとして開催しています。

メーデー写真

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平和運動

連合は、世界の恒久平和をめざした連合平和運動を推進するため、「全国平和運動強化期間(6月~9月)」を設定し、「連合平和4行動」への参加や「平和パネル展」の開催などを通じて、平和や人権、命の尊厳を学ぶとともに次世代への継承運動にも取り組んでいます。

なぜ平和運動に取り組むのか

「平和」なんてあたりまえ・・・と思っていませんか?

米軍基地を多くかかえ過度な負担を強いられている『沖縄』、世界で唯一原爆投下され後遺症に苦しむ『広島』『長崎』、領土を奪われ故郷を失った『北方四島(国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島)』など、いまだに戦争の爪あとに多くの人が苦しんでいるのです。

私たちが安心して暮らしていくためには、社会が平和で安定していることが大前提です。連合は、世界の恒久平和の実現をめざし、平和であり続けることの大切さを訴え、次世代へ継承していきます。

連合平和4行動

平和行動in沖縄 太平洋戦争の末期、沖縄に上陸した米軍との激しい地上戦で20数万人の命が奪われた。6月23日の「沖縄 慰霊の日」に沖縄の地から戦没者の霊を慰め平和の尊さを心に刻む。
平和行動in広島 1945年8月6日の8時15分、米軍によって原子爆弾が広島に投下され15万人の尊い命が奪われた。8月に広島の地から悲劇が二度と繰り返されないよう訴える。
平和行動in長崎 1945年8月9日の11時2分、長崎にも原子爆弾が投下され7万5千人余の命が奪われた。8月に長崎の地から二度と核兵器が使われないよう訴える。
平和行動in根室 北方四島は日本固有の領土。1945年9月5日には北方領土をすべて占領、北方四島を一方的にソ連に編入され、今日までロシアによる不法占拠が続いている。9月に根室の地から北方領土返還を訴える。

平和パネル展

メーデー写真

連合の平和4行動(沖縄・広島・長崎・根室)を中心に、戦争と平和や人権、世界の恒久平和について県民の皆さんにも知っていただく場として開催しています。

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人権・連帯活動

連合三重は、あらゆる差別の撤廃と人権が尊重される社会の実現や連帯活動の推進に向けて、関係団体と連携して取り組みます。

人権活動

日本には不当な差別やえん罪事件などの人権侵害が根深く残っています。
また、出身地や家庭環境、思想や信条などの事柄で採用の合否が左右されるなどの就職差別、職場での処遇などにおける差別、性別による差別など、いまだ深刻な問題となっています。

連合三重は、関係団体と連携して人権政策の推進や啓発などに取り組み、あらゆる差別と人権侵害の撤廃をめざします。

連帯活動

「連合・愛のカンパ」は、「自由、平等、公正で平和な世界の実現」に向けた社会貢献活動として取り組み、NGO・NPO団体などの事業・プログラムへの支援、および自然災害などによる被災者に対する救援・支援を目的としています。

連合三重は、連合本部を通じて地域助成団体の募集と活動支援に取り組みます。

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防災・減災、救援・復興支援活動

近い将来に発生が予想される南海トラフ巨大地震や自然災害に備えて災害発生時の対応や救援活動の見識を深めるための取り組みを進めています。

また、関係団体と連携して防災・減災や救援活動にも取り組むとともに、災害等で被害のあった地域を風化させないためにも、継続的な復興支援活動に取り組んでいます。

防災・減災対策

連合三重は、三重県に大きな影響を及ぼすことが懸念されている「東海地震」「東南海地震」などによる災害や、台風による水害・災害に備え、自分たちでできる自主国民運動の取り組みをすすめています。
明日は我が身! あなたも緊急時に備えて「自分の身は自分で守る(自助)」ことを忘れず、日頃から家族で話し合うことが大切です。
また災害発生時には、地域の防災活動などにも積極的に参加し、家族・地域・職場など、あらゆる場において一体となった取り組みをしていきましょう。
詳しい防災情報を知りたい方は、三重県の防災情報ホームページ「防災みえ.jp」へアクセスしてください。

自主国民運動の5つのポイント
  • 家族で緊急時の火元管理などの役割分担を決めておきましょう。
  • 家の中で家具などの転倒がないか確認しましょう。
  • 家屋の耐震診断や耐震補強をしましょう。
  • 非常持ち出し品をチェックしましょう。
  • 家族で避難場所の確認をして決めておきましょう。

連合三重「災害発生時の対応マニュアル」

救援活動や復興支援活動

連合三重は、連合本部の災害対策救援本部などの支援要請に基づき、カンパ活動や救援ボランティア派遣を行っています。2011年の東日本大震災や紀伊半島大水害(台風12号)、2016年の熊本地震の際には、連合本部の救援要請に対応してボランティア派遣やカンパ活動に取り組みました。

活動の記録

連合三重の東日本大震災および台風12号での災害における救援活動の記録を掲載しています。

連合三重救援活動の記録
  • 連合三重救援活動の記録(2009.10発行)

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